【セルフネグレクト】
生活環境や栄養状態が悪化しているのに改善しようとしない。
改善しようという気力を失い周囲に助けを求めない。
この仕事をしているとよく聞く言葉です。
そして、セルフネグレクトに陥った方のお部屋に行くことが沢山あります。
セルフネグレクトになってしまうきっかけは様々あり、配偶者や家族の死。自身の病気、失業など様々です。
年齢は関係ありません。
セルフネグレクトに陥ってしまうと・・・
生活環境が乱れ家はゴミで溢れていきます。
やる気が起こらないのです。生活を維持する意欲、能力をなくしてしまい自分の健康や安全を損ないます。
最も簡単に言ってしまうと「病的に生活がすさんでいる状態」
無意識にセルフネグレクトを助長してしまうのです。
自身の病気も治療を進められても本人はそれほど深刻だと考えておらず深刻な状況との自覚がないために治療も受けることが余りありません。
病院へ行って薬を貰って来てもほとんどが飲んだ形跡がありません。
このセルフネグレクト。
本人はこの様な状況と自覚がありませんので自分からSOSは出さないので多くの事例は埋もれているでしょう。
精神的に大きなダメージを受けることが引き金になることがあります。
配偶者との死別、いじめ、失業。
配偶者がいたからやっていた家事や料理も自分一人のためにやる気が起こらない。
孤独感が増す事で生活に【関心】がなくなっていくのです。
依存症や認知症、うつ、アルコール依存症など疾患のより不安や恐怖から部屋に物を溜め込む事も多い。
人との接触を避けるため出入口にためこんでしまうこともよくあります。
精神的ダメージから塞ぎがちになり、社会から孤立が続く中で次第に判断能力が低下していくのです。
周りを頼ろうとしない、誰かが手を差し伸べても拒否する。
この様に外部との交流を断ってしまう事で悪化します。
「人の世話になるのが申し訳ない」との気持ちから「今のところ大丈夫です」、「一人で何とかやっています」などと言いますが…
この【大丈夫】の一言、…かなり深刻な状態の裏返し。
やんわりと拒否していますが、実際は全く反対の状態が多いと考えます。
セルフネグレクトに陥った方の多くが自らを客観視する事が難しいです。
困っていない、支援はいらない。
人との関わりを遮断していき生命リスクが高まっていても助けは求めない。
こうやって、一人だけの空間の中での生活で食事がおろそかになり、お風呂に入る事もなくなり、体調が悪くても病院には行かないなど心身ともに不健康になるリスクは高くなります。
人との関わりを自ら遮断してしまうので【孤独死】お部屋で一人で亡くなられてしまっても発見までに時間がかかってしまうことも問題です。
【孤独死】と【セルフネグレクト】とっても難しい問題ですが少しづつでも減少していく世界になると信じて…
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