今年に入り、例年の倍以上のお問い合わせがあったのが火災現場。
焼け焦げた残置物の撤去、煤取り、清掃、消臭、解体、原状回復工事。
消火活動のために散水された残置物は水分を含みかなりの重量になります。
プラスチックの家財は熱で溶け元の形が分からない物がほとんどです。
先ずはお部屋に残った残置物をすべて撤去し、ススを取って行く作業に入りますがこの作業が一番時間がかかってしまいます。
安易に行うと余計に広がってしまったりするので工具(グラインダー等)が使えない箇所は慎重に進めていくのです。
実はなんと冬に火事が多いと思ってる方が多いと思いますが…
春が一年のうちで一番火災が多いのです！！！
春は乾燥が続くうえに、一年の中でも特に風が強い季節なのです。
火が着きやすい乾燥と、燃え広がる原因の強風。
条件があってしまうのが春なのです。
出火原因もたばこやコンロ。私達の生活に身近なものが多いです。
長く使ってない電化製品のコンセント！差したままになっていませんか？
差したままだと隙間にほこりが入り発火する可能性が…
使ってないコンセントは抜くように！
コンセントを抜くとき引っ張って抜いていませんか？
コードを引っ張って抜くとき破損、断線により出火の可能性が…
接続部分にゆるみがないかほこりがついてないか今一度確認、点検を！！
お料理中、コンロに火をつけたままそばを離れたりしていませんか？
コンロによる火災の半数以上が火の消し忘れによって発生しています。
お料理中の服装にもご注意を！
袖の長いお洋服などに着火する可能性が高いです。衣類への着火で多くの方が火傷を負ったり亡くなってしまうケースもあります。
今一度、避難経路の見直しや電化製品の確認など毎日の小さな意識で大きな被害を防ぎ心地よい爽やかな春を迎えましょう。
本日も沢山のお問い合わせ誠にありがとうございました。
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