ビニール袋やお弁当の容器、生ゴミなど、燃えやすいゴミが山積みになっているゴミ屋敷は、火事になったら一気に燃え広がる危険があります。
ゴミ屋敷でなければボヤで済んだかもしれない火事でも、大きな火災に発展してしまいます。
出火の責任を問われ、損害賠償に発展する例もあります。
ゴミ屋敷に住んでいる方、近所にゴミ屋敷がある方は、この記事を読んで今すぐにでも火災のリスクを下げていただきたいです。
しかし、ゴミ屋敷を個人で片付けるのは大変です。
そのため、ゴミ屋敷清掃の専門業者に依頼することをおすすめします。
この記事では、ゴミ屋敷が火事になりやすい理由とその予防法をご紹介しています。
おすすめの専門業者も紹介していますので、ゴミ屋敷の片付けを検討している方は参考にしてください。
ゴミ屋敷での火事の事例
まず、毎年増加しているゴミ屋敷の火事の事例を2つ紹介します。
|平塚ゴミ屋敷から6件延焼
2020年12月3日、神奈川県平塚市平塚2丁目の住宅で火事が発生しました。
この住宅は、近隣でも有名なテレビにも取材されたことのあるゴミ屋敷です。
火災の被害は、周辺住宅を巻き込み計6棟が全半焼となる大火災となりました。
出火原因は「住民の男性がライターでコンロに火をつけようとしたらビニールゴミに引火した」という一般的なものでした。
しかし、大量のゴミに引火し一気に燃え広がったため、消火までは11時間もかかりました。
|海老名ゴミ屋敷
出典:【火災】神奈川県海老名市上今泉2丁目で火事「ゴミ屋敷が燃えてる」#海老名 5月26日 | まとめ部
2021年5月26日午後1時半ごろ、神奈川・海老名の木造住宅から出火し、周囲に燃え広がりました。
火は、およそ1時間半後にほぼ消し止められ、幸いけが人はいませんでした。
この住宅は、段ボールなどが散乱するゴミ屋敷として知られていました。
出火当時、住人の67歳の男性が屋外で料理をしており、火の不始末が火事の原因ではないかと言われています。
ゴミ屋敷の火事の原因
ゴミ屋敷は、視界を遮るほどゴミで溢れかえっていることが多く、小さなボヤでも発見が遅れがちです。
ゴミから発する不快な匂いのせいで、焦げたような匂いにも気づかない場合もあります。
ゴミ屋敷の火事の主な原因をみてみましょう。
|火の不始末
消防庁の資料では、火事の原因の四分の一がコンロやタバコの火の不始末です。
台所のコンロや自炊のために使ったカセット式ガスコンロの周囲にもゴミが山のように積まれています。そのゴミに引火したり、タバコの不始末により火災になったりするケースがとても増えています。
ゴミ屋敷の住人が喫煙者の場合、いつ火災になってもおかしくないと言えるでしょう。
また、外にゴミを置いている場合、ポイ捨てされたタバコから引火し火災が起こる可能性もあります。
冬場には、ストーブ付近のゴミにも引火しやすいです。
|トラッキング火災
「トラッキング火災」という言葉をご存知でしょうか?
トラッキング火災とは、部屋のコンセントの中にほこりが詰まり、そのほこりに着火してしまう現象です。
一般的な部屋であれば、必要に応じて抜き差ししたり、掃除をしたりするコンセントですが、ゴミ屋敷では大量のゴミにコンセントが埋もれてしまうため清掃される機会がありません。
また、ゴミ屋敷は生ゴミなどで湿度が高いためほこりも湿気を帯び、通電しやすくなってしまうのです。
ゴミで視界が遮られているため、小さな火の状態で発見することが難しく、すぐにゴミ袋などに引火し、大きな火災となってしまいます。
|放火
放火は、火災原因の第1位です。
燃えやすい物が戸外に多く置かれているゴミ屋敷は、人目につきにくいこともあり、放火のターゲットにされる可能性がとても高いです。
放火された場所が戸外でも、屋内まで絶え間なくゴミが置かれているため、簡単に屋内まで燃え広がり大きな火事になります。
ゴミ屋敷での火事を予防するには?
このようなゴミ屋敷の火事を予防するには、火事の原因となるゴミを放置せず、片付けることがもっとも効果的です。
火災の原因となるコンセントまわり、屋外のゴミの山、火元となるコンロ周辺などを優先的に片付けるだけでも、火災の原因を大きく減らすことができます。
しかし、これだけでは根本的な解決とは言えません。
燃えやすいものが多いゴミ屋敷は、一般的な住宅よりも火災を起こす可能性が高いことに変わりはありません。
やはり一番の解決法は、ゴミ屋敷から脱して住みやすい安全な家にすることです。
しかし、大量の荷物やゴミを片付けることは、簡単ではありませんね。
ゴミ屋敷を片付けるには、「自力で清掃する」「業者に依頼する」の2つの方法があります。
床が見える程度のゴミ屋敷や周囲に協力してくれる方がいれば、自分たちの力で片付けることも可能でしょう。
しかし、ワンルームを自力で清掃しても、大人3人がかりで一週間程度かかることもあります。
自力での清掃は、費用がかからない反面、慣れない清掃作業で体力的・精神的に断念する場合も少なくありません。
ゴミ屋敷の清掃は、専門業者に相談しましょう。
業者の場合、部屋の広さに合わせて複数のスタッフが効率よく片付けてくれます。
リサイクル可能な物の買取もしてくれます。不用になった家具や家電、雑貨を引き取ってくれます。
費用はかかりますが、自分で片付ける手間や体力、時間などを考えると圧倒的に経済的で効率が良いです。
ゴミ屋敷の清掃は専門業者「特掃屋クリーンマイスター」におまかせ
ゴミ屋敷清掃なら、豊富な経験ときめ細かい対応の「特掃屋クリーンマイスター」にお任せ下さい。
|即日対応
ゴミ屋敷の火事のリスクを考えると、清掃することを決めたらすぐにでも作業に取り掛かってほしいですよね。「特掃屋クリーンマイスター」なら、最短即日見積即日対応です。
|女性スタッフ対応も可能
意外にもゴミ屋敷の住人には女性が多いです。
ゴミ屋敷清掃を決心しても、「部屋に男性を入れたくない」との理由から清掃を思いとどまる女性が少なくありません。
「特掃屋クリーンマイスター」なら、室内の清掃を女性スタッフだけで行うこともできます。
|スタッフはすべて正規雇用者
「特掃屋クリーンマイスター」の清掃スタッフは、すべて正規雇用です。
ゴミ屋敷清掃で大切なことは、高い清掃スキルとチームワークです。
作業の日だけ集められたアルバイトや派遣スタッフでは、しっかりとした清掃はできません。
「特掃屋クリーンマイスター」では日頃から清掃スキルの社内教育を行い、スタッフ間には高い団結力があります。
|あなたのプライバシーを守ります
ゴミ屋敷清掃は、ご依頼主様のプライベートスペースでおこなう作業です。
「特掃屋クリーンマイスター」はご依頼主様の生活の場を大切にしながら作業を行います。
お客様の個人情報保護は、当然ながら機密情報として、プライバシーポリシーに則った厳重な管理下で保護させていただいております。
また、近隣住民の皆様に業者と気づかれずに作業をすることも可能です。
まとめ
ゴミ屋敷の火事のリスクと危険性について解説しました。
ゴミ屋敷が火事になりやすい原因やその予防方法、そしてゴミ屋敷清掃には専門の業者に依頼すべきことをご理解いただけたことと思います。
東京都・神奈川県・千葉県・茨城県のゴミ屋敷清掃は、「特掃屋クリーンマイスター」にお任せ下さい。迅速な対応とプロの清掃技術で、ゴミ屋敷の火事を事前に回避できます。
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