清掃を頼みたいけど、これって、ハウスクリーニング?もしかして特殊清掃?
この違いに悩んでいる方のために、ハウスクリーニングと特殊清掃の違いを解説しています。
また、作業内容や依頼するべきケース、それぞれの費用についても紹介します。
ハウスクリーニングとは?
ハウスクリーニングは、一般的な住宅やオフィスなどの空間を清潔に保つためのサービスです。
作業内容
ハウスクリーニングの作業内容をご紹介します。
床(フローリング)掃除
住居を長期間利用すると、床にはモップやぞうきんでは落としきれない汚れやシミ、損傷が増えてきます。フローリングのクリーニングでは、専用の道具と洗剤を使用し、家庭の清掃では対処しきれない汚れやシミを効果的に取り除きます。
レンジフード
レンジフードは油汚れやサビがたまりやすく、大掛かりなクリーニングが必要です。ハウスクリーニングでは、細部まで分解し、専用の洗浄液や洗剤を用いて汚れを取り除きます。
水回り
キッチン、お風呂、トイレなどの水回りは、水アカやカビが発生しやすい箇所です。細かなパーツを外し、専用の道具と洗剤を使用して徹底的な清掃を行います。
エアコン
エアコン内部に溜まったホコリやカビが原因で発生する不快な臭いを解消します。作業では、エアコンの分解とパーツの洗浄を行います。
窓の拭き掃除
窓の拭き掃除は、専用のクリーニング剤や道具を使用して、隅々まで綺麗にすることができます。
依頼するべきケース
このようなハウスクリーニングは、どのようなケースで依頼するのでしょうか。
定期的な家庭やオフィスの清掃
定期的にハウスクリーニングをすることで、快適で清潔な住環境を維持することができます。とくに多くの人が利用するオフィスは汚れやすく、ハウスクリーニングで、気持ちの良い職場となり、生産性の向上も期待できます。
引っ越し後の清掃
引っ越し時には、住んでいた住居をハウスクリーニングすることにより、良好な状態で引き渡し、トラブルを未然に防ぐことができます。
季節ごとの清掃
花粉や湿気、ほこりなど、季節の変わり目は、とくに汚れが目立ち、アレルギーなどの問題が発生しやすい時季です。ハウスクリーニングをすることで、清潔でストレスのない生活が送れます。
このように、ハウスクリーニングは、日常生活や仕事の中で清潔な環境を維持するために重要なサービスであり、快適な生活環境を維持するために積極的に活用されています。
特殊清掃とは?
特殊清掃は、ハウスクリーニングでは汚れを落とすことが難しい部屋や場所を専門的に掃除するサービスです。
特殊清掃では、薬剤や機材に関する専門の知識や技術が要求されます。
また、多くの特殊清掃業者では、ゴミ屋敷清掃や遺品整理も行うことが可能となります。
作業内容
特殊清掃では、感染症対策、血液や体液の除去と処理、生ごみ処理、遺品整理など、さまざまな作業をおこないます。
また、消臭という観点からペット臭の除去もできます。
感染症対策
感染症が疑われる場所を、専門の洗剤や消毒薬を使い、感染源の確実に除去をおこないます。
作業者も感染症対策として、防護服を着用します。
血液や体液の除去と処理
犯罪や事故現場の清掃では、血液や体液の処理と除去が必要です。
これらに汚染された家財や電化製品を適切に処分し、死臭や悪臭を除去する消臭・脱臭もおこないます。
ゴミ屋敷の片付け
分別が難しい量の多くのゴミが散乱したゴミ屋敷状態の部屋の片付けが可能となります。
ゴミが天井まで積みあがってしまっているようなケースでも、しっかりと回収・撤去・処分を行い、部屋の清掃を行います。
遺品整理
遠方に住むご両親が亡くなった場合など、ご家族で遺品整理を行うことは、距離的にも感情的にも難しい場合もあるでしょう。
遺品整理としてご依頼を頂いた場合は、故人の思いのこもった品々の供養という観点で整理をおこないます。
ご家族が立ち会うことが可能な業者もあるので、形見として持ち帰りたいということも可能です。
ペット臭の除去
賃貸物件で犬や猫を室内で飼っていたお部屋を退去する際には、ペット臭が退去時に気になるケースがあります。
ペット可な物件でも原状回復にかなり費用がかさむケースもあるので、住人の方が業者に直接依頼をする方が割安になる可能性があります。
依頼するべきケース
では、特殊清掃は、どのようなケースで依頼するべきでしょうか。
孤独死現場
孤独死現場の多くが、発見まで時間が経っています。遺体は、数日から1週間以上経過すると腐敗が進み、死臭が発生します。
体液や血液が、布団や床を通り越して床下まで染み込んでいることも少なくありません。
そして、部屋中には、ハエやゴキブリなどの害虫が群がっていることもあります。そのような孤独死現場では、特殊清掃が必要です。
自殺・事故の現場
自殺や事故の現場では、部屋中に血液が飛び散っていたり、体液が全て出てしまっているような凄惨な現場が少なくありません。特殊清掃なら、専門の薬剤を使い、血液や体液を除去します。また、死臭などの悪臭も除去できます。
ゴミ屋敷・汚部屋
大量のゴミが蓄積しているゴミ屋敷や汚部屋は、ハウスクリーニングでは対処しきれません。ゴミの適切な分別・廃棄、室内の清掃などは、特殊清掃の作業が必要です。
また、室内の感染症対策や害虫の駆除なども、おこないます。
火災現場
火災現場では、消化後も火災臭が残り、近隣への悪臭被害が発生することがあります。また、火災による煤やカスの片付け、脱臭などは、特殊清掃業者の専門知識と技術が必要です。
ハウスクリーニングと特殊清掃の費用を比較
特殊清掃を依頼した時、予想以上の高額な見積もりに驚く方も少なくありません。ハウスクリーニングなら数万円で済むところも、特殊清掃ではその何倍もの価格となる場合もあります。
なぜ特殊清掃は高額になるのでしょうか。
人材育成に時間とコストがかかる
過酷な現場の多い特殊清掃では、人材が集まりにくく、また定着率も高くありません。また、季節ごとに異なる清掃方法や薬剤などの知識の習得には時間がかかります。
そのため、人材の育成に時間とコストが必要となります。しっかりとした特殊清掃をおこなう会社では、スタッフを大切にし、日ごろから教育訓練を行っています。
薬剤や機器が高額
特殊清掃では、除菌や消臭のために高額な薬剤や機材が使われています。薬剤の仕入れ費用は、ハウスクリーニング用の薬剤の10倍ともいわれています。
とくに、脱臭に欠かせないオゾン発生器は、100万円以上と高価です。機材の損耗やメンテナンス費用も考慮すると、これらのコストも価格に反映していると言えるでしょう。
清掃に時間がかかる
例えばお風呂場の清掃では、ハウスクリーニングなら数時間で済みますが、特殊清掃では数日から一週間程度かかります。
これは、ハウスクリーニングと異なり、特殊清掃は体液や血液などの清掃に加え、死臭などの完全消臭を目指しているからです。
また、ゴミ屋敷の依頼だった場合は、複数人数のいるチームでおこなっても、おうちの規模によっては一か月ほどの時間を要する場合もあります。
ハウスクリーニングや特殊清掃のご依頼なら
「特掃屋クリーンマイスター」なら、ハウスクリーニングも特殊清掃も、どちらもお任せいただけます。特殊清掃をおこなうことができる会社だからこその、高品質なハウスクリーニングをご提供しています。
迅速な対応
「特掃屋クリーンマイスター」は電話やメール、LINEでも24時間365日お問い合わせを受け付けています。
ハウスクリーニングも特殊清掃も、最短即日に現場にかけつけ、見積もらせていただいています。
高品質な作業
清掃スタッフは、すべて正規社員です。清掃作業はチームワークが大切です。
日ごろから気心知れた仲間でおこなう清掃作業は、スピーディで効率的。また、定期的に有資格者による清掃に関する社内教育によるスキルアップもおこなっています。
低価格で安心
見積金額が他社より1円でも高ければ、更にお値引きいたします。 また、作業内容にご満足いただけなかった場合には、作業代金を返金させていただいています。
ハウスクリーニングと特殊清掃の違いについて
ハウスクリーニングと特殊清掃の違いについて説明いたしました。同じ清掃でも、一般的な空間を専門的な清掃で清潔に保つハウスクリーニングと、孤独死などの特殊な現場で、清掃や除菌・脱臭を目的とした特殊清掃では、かなり異なることがおわかりいただけたのではないでしょうか。
高品質低価格なハウスクリーニング・特殊清掃をお探しなら、ぜひ一度「特掃屋クリーンマイスター」にご相談ください。